パクリ?オマージュ?レコードジャケットのパロディ年賀状

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レコードジャケットのパロディ年賀状

〝パロディ作品〟って、ありますよね。

作った人からすれば、ちょっとした遊び心だったり、その作品に対するオマージュだったり、中には〝完全パクリ〟ってのもありますけど^^

じゃあ、この作品はどうなんだろう?

僕的には、オマージュの意味を込めて作ったパロディ年賀状なんですが・・・

この作品は2016年 申年用の年賀状テンプレートです。】⇒2017年 酉年用の年賀状テンプレート一覧はこちら

迷ったけれど…

いきなりですがこの作品、作ってはみたんだけど、販売しないことにしました。

2016年賀状_レコジャケパロディ

 

レコードジャケットのパロディ年賀状

 

解る人には解ると思います。

NYの伝説的ラッパー〝ビギー・スモール〟こと、故Notorious B.I.G. (ノトーリアス・ビー・アイ・ジー)の1stアルバム「READY TO DIE」のジャケットのパロディです^^

 

「カッケーじゃん!メチャメチャ欲しいんだけど!!」

 

なんて言ってくれる方がいたとしたらすごく嬉しいんですが、先にも書いたとおり販売しないことにしました…ゴメンナサイ。

そんなあなたには、他にもいくつかHipHop関連の作品を用意してますので、よければコチラを覗いてみて下さい。

→【ヒップホップフリーク必見!B-BOY猿の年賀状デザイン】
→【グラフィティがカッコイイ!お猿ライターの2016年賀状】
→【バットマンvs猿?!アメコミ風HipHop猿の年賀状】
→【DJ Osaru in the house!なイラスト年賀状】
→【B-boy御用達!ブレイクダンスをする猿イラストの年賀状】

 

この作品、最初は単に「次の作品は猿の赤ちゃんをモチーフにした絵で行こうっ」て思ってたんですよ。

で、描いているうちに突然〝パッ〟と、そのジャケの絵が頭に浮かんだんです。

 

「おおっ!コレだっっ!!」(←バカ…)

 

で、夢中で作り終え、「こりゃ傑作だゾ!」なんて自画自賛(←バカ…)しながら、販売サイトの「PIXTA」に登録しようとした時、ハッと気付きました。

 

「これ、パクリとみなされて審査通らなくね?」(←遅い、バカ…)

 

それでも最初は、

「パクリじゃなく、オ…オマージュだからオ…OK!」

「だ…だって、パロディ作品なんてこの世に腐るほどあるじゃん…」

「て…天国のビギーが観たらきっと、サ…サンプリングの美学として認めてくれると思…」

なんて、あれこれ言い訳を考えながら、登録すべきかやめるべきか迷いました。

なんせ自分自身、すごく気に入った作品だから。

でも、やっぱりやめました。

じゃぁ、なんでこのサイトに掲載したんだよって?

 

だってせっかく作ったんだから、一度は誰かに観て欲しいじゃないですか^^

 

確かに似てはいるんだけど…

で、本家のジャケットとどんだけ似てるのか知りたいですよね?

HipHopフリークの人なら今更見比べるまでもないかと思いますが、そうでない方はコチラをご覧下さい。

READYTODIEレコードジャケットのパロディ年賀状

まぁ……似てますね、相当に。

似せて作ったんですから、そりゃ似るはずですw

でも、決してやましい気持ちではなく、ただ純粋に好きなアーティストのカッコいいジャケットにリスペクトの念を込めて制作してたら、結果こうなってしまったんです…

 

それってつまり、〝オマージュ〟って言えるんじゃない?

そうだと主張したところで、ここまで似せたらやっぱり〝パクリ〟?

じゃあ、もうちょっといじって違うデザインに…

でも、似てなきゃ〝オマージュ〟かどうかも解らない…

いや、そもそも〝オマージュ〟=〝似せること〟ではないんじゃないか…?

う〜〜〜ん……

 

もう、わかんねーやw

 

オマージュ?パクリ?おまけにパロディ?

この問題って、クリエイターにとってすごく厄介で難しい問題なんです。

線引きが曖昧すぎる…と言うより、そもそも線なんて引きようがないのかもしれません。

超一流と呼ばれるクリエイターだって、他のクリエイターから影響を受けたり、その影響を色濃く反映させた作品を作ることなんて、珍しくもなんともありませんしね。

それが、故意なのか無意識なのかは解りませんが…

 

そんな中、明らかに故意に似せて作るからこそ価値がある作品っていうのもあるんです。

〝パロディ〟と呼ばれる作品達です。

語弊があるかもしれませんが、パロディは本家から「盗んでこそ」の文化です。

さらに、〝パロディ〟とはちょっと違いますが、HipHopなどの音楽によく使われる〝サンプリング〟という手法もまた、「盗んでこそ」の文化。

「盗む」なんて言うと聞こえは良くありませんが、この2つの文化の「盗む」には、共通して〝盗作〟や〝パクリ〟とは全く正反対のニュアンスが込められているように思えます。

どちらも、本家の作品に対するリスペクトが強いが故、また本家の作品を愛するが故に、あえて「盗む」という、ある種屈折した表現をしているのです。

 

これってまさしく〝オマージュ〟なのでは?

 

だから〝パロディ〟や〝サンプリング〟には、〝盗作〟や〝パクリ〟に見られる〝あざとさ〟や〝ズルさ〟が一切感じられません。

元ネタがあることを隠すのではなく、むしろそこに気付いて欲しいとすら思っているんです。

そして、そんな作品を観たいと待ち望んでいる人はもちろん、盗まれたことを喜んで容認する本家さんだって珍しくありません。

今回作った作品も、僕自身は、ビギーやジャケを作ったデザイナーさんへの〝オマージュ〟を込めた〝パロディ〟と捉えています。

であれば、この作品だって堂々と胸を張って販売することが出来るのでは?

それでも、僕は売ることをやめました。

なぜかって?

されどパロディ。とは言えパクリ?

前記したように、販売元の「PIXTA」に〝盗作〟とみなされ、審査に通らないのではないか?ということもあるのですが、この作品の販売をやめた理由はもう一つあります。

それは僕が〝チキン〟だから^^

確かに、容認され、合法な商品として売られているパロディ作品も沢山あります。

 

逆に「盗作」とみなされて裁判沙汰になったパロディ作品も沢山あります。

 

それでも自分の強い意志を貫き、パロディ作品の合法化の為に断固として戦います!

なんて言えたら、すごくカッコいいんですけど…
フツーに裁判とか、いやですから^^

正直、作品の代わりに魂を売ったような気もして、実はちょっと凹んでたりもするんですけどね…

 

という訳でこの作品は販売しませんが、とは言え、作画中の様子を動画に撮ってしまったくらい、自分自身気に入っている作品でもあります。

その動画、まだ編集等が出来ていませんのでアップすることができませんが、用意ができたらこのサイトに貼付けます。

動画、出来ました^^

興味がある方はぜひ一度ご覧になって下さい^^

※ちなみに、コッチは去年作った年賀状の作画動画です。
 ヒマなときにでもぜひ覗いてみてください^^

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