子供達が歴史教科書の坂本龍馬や織田信長にした落書きを紹介するサイトが、最近ネット上に増えています。
コレがすごく面白くて、なぜか飽きずに見続けてしまいます。
落書きってものすごくクリエイティブで、エンターテイメント性に溢れているんですよね。
そんな落書き達からインスパイアされて、こんな年賀状を作ってしまいました^^
※注意!この作品は2016年申年用の年賀状テンプレートです
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2016年賀状_落書き猿
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絵の価値って?
落書きっていう言葉の中には、暗に「くだらないもの」とか「価値のないもの」という、ネガティブなニュアンスが含まれているように思えます。
逆に言えばどんな絵でも、ある人にとって下らなかったり価値を感じられなかったりする絵であれば、その絵はその人にとって落書きだと言えるかもしれませんね。
例えばここにピカソの絵があるとします。
この絵を見てきっと「何処がいいのかさっぱり解らない」「なんでこんな絵が何千万、何億円もするのだろうか?」と感じる方が、少なからずいると思います。
ご存知の通りのあの絵ですから、むしろそう考える人の方が多いかもしれませんねw
美術の世界ではスゴく貴重で素晴らしいとされているピカソの絵も、そんな人達からすれば、わけのわからない、まったく価値のない絵と言えるかもしれません。
一方で、僕は街中の壁や教科書に描かれた落書きの数々を、心から楽しんで見ることができます。
僕にとってこれらの落書きは、貴重な時間を掛けてでも見たい程価値がある、素晴らしいと思える絵なんです。
教科書に書かれた落書きも、トイレの壁に書かれた落書きも、ルーブル美術館に飾られたピカソの絵も、観る人によっては「落書き」であり、また別の人からすれば「価値のある絵」となるのかもしれませんね。
落書きか?アートか?
僕が勝手に思っていることですが、落書き界の王様的落書きがあります。
1960年代後半からアメリカの地下鉄や、街のありとあらゆる壁に描かれるようになった、「グラフィティ」つまり「落書き」です。
ヒップホップカルチャーの4大要素とも言われる、世界的に有名な落書き達です。
アメリカの街中にこの「グラフィティ」が溢れ出した当初、これらの絵はくだらなく、無価値で、迷惑な、文字通りただの「落書き」でした。
ところが時が経つに連れて、そのクリエイティビティやセンスに「価値」を見出す人が現れます。
とたんに「グラフィティ」はネガティブなニュアンスの「落書き」から、ポジティブなニュアンスの「アート」へと昇華しました。
ただそれも、あくまである人にとっては価値のある「アート」であり、ある人にとっては従来通り迷惑な「落書き」でした。
実際に、「グラフィティ=アート」というムーブメントが起きた後、そう思えない人々によってニューヨークの地下鉄に描かれた「落書き」は一掃されてしまいました。
その後、ヒップホップカルチャーの流れを汲む「グラフィティ」は徐々に姿を消して行くのですが、そのスタイルや絵柄を変えながらも、世界中の町並みには今も多くの「落書き」が溢れ、それらはやはり同じように、ある人に取っては価値のない「落書き」として、ある人にとっては価値のある「アート」として認知されています。
少なくとも僕にとって「落書き」を含むこの世にある全ての「絵」は、とても興味深く、楽しく、美しく、カッコいい、とても価値のあるものなのです。
この年賀状テンプレート【2016年賀状_落書き猿】は、僕の愛するそんな「落書き」達からインスパイアされて作った作品です。
もしあなたがこの「落書き」になんらかの価値を感じて頂けたら、ぜひ来年のお正月の年賀状にしてみて下さい^^
もし、そんな〝落書き〟に少しでも興味を持っていただけたのでしたら、↓こちらもオススメです^^
⇒グラフィティがカッコイイ!お猿ライターの2016年賀状
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